わが家にある鉢植えのサネカズラ、いよいよ花が咲き出しました。
この夏の強烈な陽射しに一時は葉焼けして可哀相でしたが、ここにきての雨もあり何とか夏バテから回復しつつあるようです。
サネカズラ(実葛、学名: Kadsura japonica)は、マツブサ科サネカズラ属に分類される常緑つる性木本の1種。別名:ビナンカズラ(美男葛)。
花びらの中に赤いものが見えるのが雄花で、赤いものは雄しべの集合体。そして、雌花は中にある緑のものが雌しべの集合体なのだそうです。
名にし負(お)はば 逢坂山(あふさかやま)の
さねかづら
人に知られで くるよしもがな
三条右大臣
【現代語訳】
恋しい人に逢える「逢坂山」、一緒にひと夜を過ごせる「小寝葛(さねかずら)」その名前にそむかないならば、逢坂山のさねかずらをたぐり寄せるように、誰にも知られずあなたを連れ出す方法があればいいのに・・・
(さらに詳しい解説は出典元のこちらへ:ちょっと差がつく『百人一首講座』)
平安の世の男女はなんとおおらかで・・・。しかし、現代における流行歌でも恋愛の歌はやはり多いですよね。こればかりはいつの世でも変わらないようで。
【サネカズラの赤い実がなった過去写真はこちら】
今朝は雨だったのですが午前11時の今は止んでいます。田んぼの黄色がだんだん目立つようになってきました。
そして、雨上がりの庭先です。
パンパスグラスの花が咲き出しました。ネット販売のカタログ写真ではもう少し鮮やかなピンクだったように思えたのですが・・・