
日本の映画ってお金はかかっていないし、くだらなくて暗いのが多い。しかも、近ごろはちゃんとした役者じゃないようなのが人気だけで主役張ったりするし・・・と思って、わたしはずっと洋画一辺倒だったのです。でも、還暦を過ぎてきて、そういう偏見は捨ててなんでも見てやろうと思い、洋画・邦画・ジャンルにこだわらずに借りてくるようになったんです。
今回は『夫婦フーフー日記』、『小川町セレナーデ』そして、『ビリギャル』のオール邦画3本立て。
(映画『ビリギャル』学年ビリのギャルが、1年で偏差値を40上げて、慶応大学に現役合格した話)
『ビリギャル』は、本が大ヒットしたらしいことは新聞で見ていましたから、そんなに本気でなく、オヤジが見るモノではないかもしれないと思いながらも、興味半分で借りてきたんです。そしたら、今回レンタルしてきた中ではダントツの面白さ。
副題『学年ビリのギャルが、1年で偏差値を40上げて、慶応大学に現役合格した話』からも分かるとおりのサクセスストーリー。自分の娘のようなのが必死で頑張る姿には、もう無条件で応援したくなってしまうのです。そして、おまけにハッピーエンド。映画は後味が大切だとつくづく思いました。わたしが借りてくる外れのほうが圧倒的に多いレンタル映画の中にあって、『ビリギャル』は久々にわたしを感動させ、とてもいい気分にしてくれたのでした。
たまにはこんな映画がいい。ほかにこういう面白いのがあったら是非教えてくださいね。