
(2016.4.9 滝桜へと続く桜の道:三春町 大きい画像)

4月9日、県道288号線(三春西バイパス)を走っています。とはいっても、車じゃないです。いえ、ランニングでもありません。明日は農作業のお手伝いなので、きょうは自転車で遊んでいるのです。

県道40号線を滝桜へ向かっています。するとこんな案内板が出ていました。滝桜の県道40号線はきっと大渋滞しているのかもしれません。そこで自転車のわたしは、この脇道へと入ることにしました。

ダラダラ坂を上ったり下ったり。何処へ行っても三春には桜がいっぱい。

滝桜へと続く道の桜は、ようやく4分咲きから5分咲きといったところ。肝心の滝桜もまだ少し早いのでしょうか。

さくら湖畔の滝桜用駐車場が見える場所までやって来ました。こんな端っこのところまで駐車しているということは、やはり大渋滞になっているのでしょうか。

ところがです。滝桜まで来てみると自動車の渋滞は無し。人出もイマイチといったところで、ご覧のようなパラパラ状態なのです。

駐車場から滝桜へと続く道も、こんな状態なのです。これにはいささか驚きました。

晴れた土曜日、滝桜はもう十分に見頃を迎えているのに渋滞がないとは驚きです。きょう来られた方々は本当にラッキーだったと思いますよ。

これが見頃を迎えた4月9日午後1時15分の滝桜です。

せっかくなので、三春町を抜けて帰ることにしました。ここは化粧坂(けわいざか)。

これは、その坂にある「常楽院桜」。

冒険で入ってみた脇道で出会った、名も無き大きな枝垂れ桜。

電柱が少々邪魔をしていますが、なかなか見事な垂れ具合です。


華やかな頂の方も、風情のある垂れた枝先の方も、たまらないほど見事でした。

三春の街中には、裏通りにある川沿いに、新しく整備された道が続いています。

わたしはここから一山越えて、大きな枝垂れ桜のある福聚寺へ向かうことにしました。

福聚寺には大小沢山の桜があります。


墓地の方角から見てみます。奥の杉林の前に見えるのが、有名な「福聚寺の枝垂れ桜」です。


午後の光で冴えませんが、見事は花付きです。

福聚寺から少し下がったところにこの桜はあります。福聚寺の枝垂れ桜を飽きるほど撮ったお父さんが、立派なカメラを三脚ごと担いで帰って行きます。

先に見える三つ並んだ蔵。ここを見ると、だれぞの版画にあるような風景だといつも思うのです。

そこで、少し絵画タッチにしてみましたがどうでしょう。

そろそろ帰ろうと思い、磐州通 ( ばんしゅうどおり ) を覗いてみました。ここの桜は満開まではあと少し。

三春駅には多くの観光客とおぼしき方々が・・・。駅周辺の桜も満開まではもう少し。三春の桜は来週半ばあたりが一番の見頃なのかもしれませんね。

「よかったね。でも少し早かったね」
「来週またこようね」
なんていっているのかも・・・。

三春は何処へ行っても桜があります。本当に桜が濃いんですね。ですから益々“桜の三春”は見事になっていくんだと思います。

家に向かっているのですが、まだ三春町です。ね、桜が沢山見えるでしょう。

ここまで来れば、本宮市はすぐそこです。菜の花の甘い匂いが一面に漂っていました。
滝桜の開花状況を偵察した本日の走行距離49.24 走行時間2:52 平均速度17.2 最高速度59.4