
(2016.4.18 平成大橋から阿武隈川下流方面を望む:本宮市)
4月18日、結構な風が吹いていますが、このままではデブになってしまうからと“ワイフ君”に言って、きょうはママチャリで本宮管内一巡りに出掛けました。
桜が終わり、阿武隈川沿いの山肌もほんの僅か萌えだしてきたようで、山桜の花も咲き始めたようです。

日向ではスカンポが花茎を伸ばしはじめ、スミレが花盛りです。

わたしは、これから訪れる新緑と山桜の季節が一番好きです。

芽吹いたカワラヤナギが綺麗です。対岸には本宮の市街地と大名倉山が見えています。

新緑の堤防道路は気持ちがいいです。わたしの他にも自転車で走っている人がいました。

桜が終わったいまは、桃の花が目立ちます。これは赤白咲き分けの源平桃というものでしょうか。同じ木なのに、どうして花色が異なる枝が出来るのか、不思議でしかたがありません。

道ばたの土手では山吹が満開。

二本松市に入ったところで、山を裸にしている光景に出くわしました。福島第一原子力発電所の事故で放出された放射能の、除染作業で出た汚染土の仮置き場を作っているようでした。メルトダウンした事故原発の処理と除染作業に消費され、死に金になってしまう何十兆円というわたしたち国民のお金。このお金を、東日本大震災の復興や、今直面している熊本の大震災に使えたらどれほど役に立つかしれません。やっぱり原発はいりません・・・そう思ってしまいます。

二本松市の自動車整備工場の空き地に置かれていた、なつかしい「いすゞジェミニ」。簡単なレストアでいまにも走り出せそうなほど綺麗でした。

大玉村を走っていると、住宅地に面した畑に驚くほど沢山のチューリップが植えられていました。

満開のチューリップはそれはそれは見事なもの。しばらく花見をしてしまいました。

大玉村から本宮市への山越え途中の道路から、安達太良連峰残雪の乳首山が見えました。

途中のお宅にあった海棠(カイドウ)。子どもの頃からずっと、この花色にはなぜか心惹かれるものがあるんです。

またまた、とあるお宅のしだれ桜。満開の白い花と出かかりの葉っぱ。このしだれ桜を結構多くの庭先で見かけます。もっとも、桜の種類は400とか600とか言われているようですから、“はやり”というのがあるのかもしれませんね。

満開の水仙と咲きかけの山桜。

本宮市と郡山市の境界を流れる春の五百川。

艶やかなボケの花。少し強い春風に吹かれながら、ママチャリでいつものコースを一巡り。本日の走行距離47.39 走行時間3:00 平均速度15.7 最高速度48.2