
それは、7月27日の早朝リハビリ散歩で、市内の阿武隈川沿いの堤防道路を歩いていたときでした。
近づいてきた「中ノ橋」の橋桁が虹色に染まっているのが分かるでしょうか。
これなら、もう少しハッキリすると思います。散歩の時には気づかなかったのですが、帰ってから写真を整理していたときに気がついたのです。
その時に撮った違う角度からの写真にはそれがありません。ですが、この写真にその面白い現象のヒントがありました。たしか、こういうのを「光の回折(かいせつ)」と言うんじゃなかったかな・・・と思ってネットで検索してみました。橋桁に刻まれている規則正しい縦縞の凹凸。それが「回折格子」となって虹色の「干渉縞」が発生したようです。CDなどが虹色に見える現象も同じだと書かれていました。
橋桁の「干渉縞」はちょうどこの角度から見たときに発生したのでしょう。よく見ると手前の橋桁にも僅かに干渉縞があるようです。まさか、これを意識して橋桁に格子を入れたのではないと思うのですが・・・。