
3月4日、“ワイフ君”と郡山市立美術館で3月7日まで開催されている『みんなのミュシャ』展に出かけました。
限りなくマンガに近い線で描かれた気品高い芸術。現代の漫画家達もこぞって模倣しようと作品を描いていますが、いずれも勝るものはなし、いや肩を並べるものさえないと思って鑑賞いたしました。それほどミュシャの作品は完成度が高いとわたしには思えたのです。
ミュシャの作品を実際に間近で見てみると、周辺の細部の模様に至るまで、まことに緻密に抜かりなく仕上げてあることに感服します。兎に角、見れば見るほどその輪郭線はどこまでも美しく、太い線細い線の選択は完璧というほかはないように思えてくるのでした。すごい!
美術館の石庭のシンボル『野兎と鐘』(バリー・フラナガン)。