あれが安達太良山、あの光るのが・・・

安達太良山と阿武隈川のもとで、平凡に生きるオヤジのありふれた日常・・・

木幡の弁天様(二本松市)

福島県指定重要文化財【隠津島神社三重塔】:二本松市木幡)

3月17日、川俣町からの帰り、国道349号線に“隠津島神社”という案内が出ていたので、立ち寄ってみることにしました。この神社は“木幡の幡祭り”で有名な神社です。わたしはこの“隠津島神社(木幡の弁天様と言っていた)”に何度か来たことがあって、“ワイフ君”とも来ていたように思っていたのですが、“ワイフ君”は初めてだというのです。



車を着けたのは、参道を大分ショートカットした木幡山中腹の駐車場。



ここでわたしが印象に残っているのは、木幡の大杉と三重の塔。そして、社務所前にあった低く横に長く這った大きな松。



最初の長い階段を上っていくと東屋があって、これが“木幡の大杉”かと思わせるような大きな杉が現れました。


(木幡山の美林は県の名勝天然記念物に指定されているとのこと)

違う方向からの写真。相当大きな杉なのですが、これは“木幡の大杉”にあらず・・・



“木幡の大杉”は、この展望台よりさらに上と案内板にあります。ここからは、安達太良連峰や吾妻連峰が、とてもよく見えました。


(国指定天然記念物【木幡の大杉】)

“木幡の大杉”とは、この木でした。



やはり凄い迫力です。



推定樹齢は700年。樹齢千年の“杉沢の大杉”には及びませんが、なかなかどうして立派な木です。



そして、これが三重の塔。





あんまり綺麗なので、三重の塔はお色直しを受けたと思われます。





三重の塔から階段をさらに上って・・・



着いたところが“隠津島神社”の拝殿と本殿。



こちらが拝殿。



彫刻もとても良く出来ています。





拝殿と本殿の屋根。



二階建ての社務所。建物の前にあった、横に大きく枝を這わせた松が無くなっているようでした。その松を見てから、もう30年か40年は過ぎているんです。ひょっとして記憶違いだったのでしょうか。



神社からの帰り道、集落の屋根の上に暮れゆく安達太良が見えました。