
(2011.5.21 栃木県那須町『道の駅東山道伊王野』)
禁断症状みたいなものかもしれませんが、じつに1年9カ月ぶりに伊王野へ行ってみようと思いました。
午前4時46分、日の出とともにスタートしました。朝4時には出発すると家族にはあらかじめ言ってありましたから黙って静かに家を出ました。
きょうは暑い日になるのだそうです。ですからきょうは夏の出で立ちなのです。
みちのく自転車道に午前5時15分に乗り入れました。みちのく自転車道さえ随分久々のような気がします。
これがきょうの「みちのく自転車道」定点観測ポイントです。
みちのく自転車道にはすでに沢山の散歩の方々が出ています。
自転車道に面した公園の藤棚が満開になっていました。
午前6時46分、これがきょうの乙字ケ滝。
そして乙字橋は震災の影響で通行止め。
しかたなく、いつものコースを諦め国道118号線を進んでいます。
途中にこんな案内板があったので寄り道していくことにしました。
道路に面したお宅の藤がじつに見事でしたので写真に収めました。
途中に「藤田城入り口」なんていう案内板もありそこへも寄り道しながら、午前7時37分、和泉式部生誕の地、福島の水30選『小和清水』に到着しました。
謂われはこのようなものですが、お時間があればごゆっくりお読みください。
そして、これがその“薄墨の桜”なんだそうです。
水郡線野木沢駅前から線路と並行して走るコンクリートの細い道がありました。ずっと続いているようなので走ってみたのです。そして出たのがこの何とも言えずローカルチックな踏切でした。おまけにこの踏切から先は砂利道になっていました。
ぶつかったところは県道106号線、なにやらここは和久というところ。警官のダミーとこの投げやりな案内板がいいですよね。
県道106号線がぶつかったところは県道11号線、はじめての道路なので皆目見当がつきません。ただ感覚的には随分遠回りしているなと思いました。
午前9時27分白河の関到着、隣接する白河関の森公園の木陰で小休止。やはり暑くなってきました。ここまでの間に随分沢山のローディさん達とすれ違いました。チームの走行会と思われました。わたしが軽快に下る坂道を、みなさん揃って軽快に登ってくるのには驚きました。
おお、やっと県境に到着しました。途中でノロノロ苦しんでいるわたしを“自転車乗り”の親子とおぼしきお二人が追い越していきました。二人は県境から白河方面へ引き返して行かれました。
伊王野に入りました。ここまで来る途中でもそうだったのですが、竹藪の色が気になりました。黄色くなってこのまま枯れてしまうのではないかと思ったのです。
午前10時15分、『道の駅東山道伊王野』に到着。
名物のそばを食べていこうと思ったのですが、開店は午前11時からということで諦め、もう一つの名物“そばソフトクリーム”を食べました。
ここでもチームの走行会らしき方々がスタートするところでした。道の駅が集合場所や休憩ポイントになっているのかもしれません。
道の駅を午前10時半に出発。国道294号線で午前11時16分、県境の境の明神に到着しました。
そして午前11時37分、南湖公園に到着。
ここで実に悲しい出来事がありました。セブンイレブンでは、現在おにぎり100円セールなのです。途中のセブンで2個買って、残りの一個が背中のポケットに入っていました。木陰のベンチに腰を下ろして、湖面を見ながらおいしく食べようと思ったのです。なぜか、このシャケおにぎりは透明なポリ袋に入ったタイプ。袋の切れ目を裂こうと、両手で袋を左右に引きました。と、袋は思いの外勢いよく裂けて・・・。
2個で200円だったおにぎりが、1個200円に変わった瞬間でした。
田植えの済んだ田んぼの土手に、ひときわ鮮やかなレンゲの花。レンゲってこんなに綺麗なものだったのですね。
そしてきょうの付加価値は須賀川名物“くまたぱん”でした。
白河からの帰り道はずっと向かい風なのでした。須賀川からもずっと向かい風でした。わたし、上り坂と向かい風、そして原発はやっぱり嫌いです。
本日の走行距離192.14 走行時間8:46 平均速度21.8 最高速度50.3