
(2012.1.18 am7:05)
きょうもまた晴れ。相変わらず寒い日は続いていますが雪もなく穏やかな朝です。
ブログもだいぶご無沙汰してしまいましたが、昨年末から新しく加わったわたしの仲間の紹介をいたしましょう。

(須賀川市浜尾遊水地にて)
俗に言う“ママチャリ”で、もともとは一番下の娘の通学自転車だったものです。ホコリまみれになっていましたが、水道の水をかけて洗ってやるとそれなりに綺麗になりました。ただサドルに亀裂が入っていてすっかり水を吸ってしまったので、自転車屋さんで新しいものに交換していただきました。

大晦日、この自転車を駆って久々のみちのく自転車道へと乗り出してみることにしました。

どうしてママチャリを引っ張り出す気になったかというと、この時期日陰には雪が残っていたり、アイスバーンがあったりするのですが、スリックタイヤよりは太くて滑らないだろうということと、道路が濡れていても泥よけがあるので水を跳ね上げることもないだろうと思ったからなのです。

乗り出すのが遅かったので乙字ケ滝までは無理かも知れませんが、行けるところまで行ってみようと思ったのです。

郡山市が見渡せる定点観測ポイントです。

日陰にはまだまだ雪が消え残っていました。

午後2時9分、郡山市を通過して須賀川市へ。

江持橋を渡って・・・

浜尾遊水地へ到着。



浜尾遊水地の一角に放射線量の測定値が掲示されていました。せっかく気持ち良く運動をしてきたのに、こうして否応なく現実に引き戻されてしまうのですね。
さて、ここで制限時間。乙字ケ滝はまた後の機会にして、ここから引き返すことにしました。

雪もなく穏やかな年の暮れ。新しい年がすぐそこまで来ています。

放射能に汚染された柿と街。まるで核戦争後の地球のようだけれど、これが現実だというのが怖いところです。

だんだん日は翳ってきて静かに夕暮れが忍び寄ってきました。街には沢山の人が出て新年を迎える準備で大わらわだったのでしょうね。

みちのく自転車道の終点が見えてきました。こうして、年の暮れのママチャリ試走は終わりました。須賀川折り返しの60キロ、実際に走ってみるとわたしのパワーでは重くてちっともスピードが出ませんでした。なかなか疲れますが泥よけがあるというところで、こりゃ雨上がり専用車かな・・・。