
(2011.9.29 桧原湖畔のナナカマド)
9月29日、わたしきょうは休みなんです。おまけに素晴らしい天気です。

ここは猪苗代湖。でも残念ながら自転車で来たのではないのです。きょうは“ワイフ君”も休みなのだそうで、免許の更新手続きをするために、郡山市の運転免許センターに連れて行く約束になっていたのです。“ワイフ君”の用事が済んで、あまりの天気に、運転免許センターから三森峠を越えて、真っ直ぐここへ来てしまったというわけなのです。

真っ青な空の下、きょうは磐梯山もよく見えています。

舟津側から鬼沼の見える絶景ポイントへと来てみました。静かです。シラサギが一羽沼の浅瀬でエサを探していました。ここから磐梯山に向かって対岸まではおおよそ13キロ、この素晴らしい天気のせいでそれが随分近く見えます。

黄金色の田んぼに真っ青の秋空・・・。

遠く布引高原の風車群も見えています。

国道294号線の“masamicchiさん”に教わった“クロモリ”トンネルを抜けて、会津若松方面へ走っています。もちろんどうして黒森トンネルが“自転車乗り”にとって愉快なのかも、“ワイフ君”にはちゃんと解説してあげました。

黒森トンネルを抜けたその先に、真っ赤な実を見事につけた木がありました。葉っぱを見て、以前に猪苗代湖まで確認しにきた“カンボク”だと分かりました。早いものであれからもう3カ月も過ぎてしまったんですね。

ここは湊町という辺でしょうか、磐梯山の見える黄金色の田んぼでは稲刈りが盛んに行われていました。

河東町で国道49号線を横切って、磐梯町から何十年ぶりのゴールドラインへ入りました。ルート途中のゴルフ場、カツラの木が黄葉しはじめていました。

スキー場のススキの原から磐梯山が近いです。山頂はすでに色づいているように見えました。

彼方に猪苗代湖が見えています。

ゴールドラインの頂上を桧原側に下って行くと、早くも色づいたモミジもありました。

木々の間から垣間見える荒々しい磐梯山。


ゴールドラインを出て、桧原湖を時計回りに走っています。


桧原大橋と、たもとにあったナナカマド。桧原大橋からは遠くスカイバレーの走る東鉢山も見えています。湖畔を進んで『會津米澤街道檜原歴史館』へ立ち寄り、ラーメン好きの“ワイフ君”のために“まげでらんに”御用達の『Sio-YA』で遅いお昼にしました。山塩ラーメン、これはクセになるかもしれません。さてさて、そうそうゆっくりはしていられないのです。夕方から用事のあるわたしは帰りを急がなくてはなりませぬ。

(レークラインから見えた裏安達太良)
裏磐梯からレークラインを抜け、中ノ沢から母成クリーンラインを走りながら、『それにしてもいい天気、これが自転車だったら最高だったなあ・・・。』なんて思いながら、“ワイフ君”を乗せた車は磐梯熱海に向かって九十九折りの坂道を勢いよく下っていくのでした・・・。