(2023.11.22 モミジの紅葉が見事な~“花と歴史の郷「蛇の鼻(旧蛇の鼻遊楽園)」”:本宮市)
11月22日快晴、ちまたでは「いい夫婦の日」なんていうこじつけがあるらしいので、“ワイフ君”と市内にある「蛇の鼻(じゃのはな)」へ紅葉狩りに行きしました。少し前までは「蛇の鼻遊楽園」っていってましたが、いつの間にか「花と歴史の郷 蛇の鼻」に名称変更したようでした。
入園するのはもう何十年ぶりなんでしょう。入園料は800円とのことでしたが、園内にはバラ園などもあるし春の花壇も楽しめる。しかも「蛇の鼻御殿」も見学できるという年間パスポートになっているので結構お得かも・・・。
じつは、昨晩のテレビで、ここ「蛇の鼻」のモミジが見頃ですよという放送があったんです。今朝は0℃まで下がって降霜があったようでしたが、雲一つない快晴に“ワイフ君”も庭仕事の手を休めて紅葉狩りに来たというわけなんです。
「蛇の鼻」のモミジが見事だと言うことは聞き知っていましたが、いつも遠くの“紅葉狩り”ばかりありがたがっていたんです。ですから、紅葉の時期にここを訪れたのははじめてなんです。こんなに綺麗だったとは思いませんでした。
「蛇の鼻御殿」の裏門付近で何かに注目の“ワイフ君” !?
これが「蛇の鼻御殿」と呼ばれる建物です。洒落た洋館というわけでもなく、一見質素そうですがさにあらず!
玄関上の彫り物の一部と透かし彫りの柱。
説明書きにもある通り、蛇の鼻御殿は「昭和の歌手伊藤久男(「イヨマンテの夜」が代表曲)の実家の別荘ということなんです。
中は「撮影ご遠慮願います」でしたから写真はありませんが、ふすま絵やケヤキの一枚板の廊下。さらには貴重な黒柿が階段や柱や板戸ならまだしも、トイレの床にまで使われているというお金の掛けようには驚きます。
大きな藤棚もありました。
“灯台もと暗し”といいますが、いつも遠くの名所ばかりに目が行っていて、こんなに素晴らしいところが近くにあるのを侮っていました。ここでカメラはバッテリー切れ。「今度は年間パスポートもあることだし・・・」と“ワイフ君”に言ったら、「明日もカメラを持って撮りに来たら」って言われちゃいました。