
(2008.6.27 3:51pm 大名倉方面に現れた“天使の梯子”)
空に兆しがある。
雲に兆しがある。
・・・なんかどっかで聞いたようなフレーズだなあ。
きのうは真夏日の素晴らしい天気。あまり天気が良かったので、一日中家の中で過ごしてしまいました。だって陽に焼けてしまいますから・・・。
午後4:27、東の空にただならぬ怪しげな気配が・・・。
午後5:12、とうとう雨は本降りとなって“夕立”になりました。『猟奇的な彼女』なんていう韓国映画で見た雨降りのシーンを思い出してしまいました。
虹が出ています、それもこんなに近くに!
虹の橋のたもとには宝があるんでしたっけ?ひょっとしたらわたしは大金持ち?
「ほら、だから自転車はやめろって・・・」
でも見ていたら、彼はとても喜んで遊んでいるようでした。下まで走って戻ってきたりしてね。
わたしには、前日の南湖公園行きの疲れが多少残っていたようで、足に痛みはありませんでしたが、少々かったるいような気がしていました。それでも以前とはまったく違う走りでした。
というのは、“ドロップハンドルは持ち方をいろいろ変えることが出来るので、疲れを減少することが出来るからいいんだよな”なんて思ってはいたのですが、実際にドロップハンドルのロードに乗りだしてこのかた、コントロールレバーのブラケットの部分を握ったままで、それ以外のところを持って走ってみたことがなかったような気がします。
まあ、それで特段“しんどい”とも感じなく来たのですから、それはそれでいいことだとは思います。しかも、いつでもブレーキとシフトチェンジが即座に出来て、理想と言えばその通りです。ところが前日の南湖の帰りに、腰を伸ばそうとブラケットから手を放してハンドルの手前、中央寄りのフラットなところに持ち替えて、身体を立てるように走ってみました。
そう、ちょうどママチャリに乗っているような感じです。ところが、これがとても楽チンでとても無理なくペダリング出来るのです。速度だってコントロールレバーのブラケットの部分をしっかり握り姿勢を低くしている時と変わらないんです。いや、疲れが溜まってきている帰り道なのに、加速さえ出来るのです。30キロ、32・・・35キロ・・・。
しかも、上り坂になっていつもガクンとスピードダウンしていたところに差し掛かって、ハンドル手前を持った態勢で引き足はどうよ・・・。と、これが驚くほど使えます。ただ、今まで引き足を本気で使おうと思っていなかったので、靴がゆるくて足が遊んでしまうんです。
これは考えを全く変えないといけないかもしれません。この“今までの前傾”から離れたママチャリスタイル、これが本当の“骨盤が立った”態勢なのではないのだろうかと思ったのです。だからペダリングがこんなに楽で疲れ知らずなのではないだろうかと。そうすれば、この態勢から骨盤の態勢を変えないように、背中を曲げて・・・曲げて・・・曲げていって、そうしてコントロールレバーのブラケットの部分を握れば、これが本当の骨盤が立ったというライディングポジションなのではないだろうかと。
今まで、自分ではしっかり骨盤を立てていたつもりでいたのですが、実際はそうではなかったのかもしれません。わたしが感じたこのことが当たりだってどっかに具体的に書いていないかなあ。そしたら少しは自信がもてるんですけど・・・。
でも次にやることが出来たんです。まず、いつも簡単に履いたり脱いだリ出来るように靴は緩めにしていたのは、靴の中で足が遊んでいるのですから、常に力がロスしていたのです。これは全くの間違いでとんでもないことでした。次に楽に安全にクリートが外れるようにとペダルのビンディングを一番弱い位置にしていたこと。これも遊びがあるのと、引き足をかけたときにすっぽ抜けたことがありましたから、かえって危ないのかもしれません。
これが、先日の南湖ランで次に必ず試そうと思った事柄でした。まったく自転車の初心者ですから、何から何までいい加減で困ったものです。でもこの試行錯誤がじつに楽しいのです。次は靴をビシッと履いて・・・、時々姿勢を変えながら、骨盤も立てて、もっともっと楽に走れるっていう自信が有るんです。
なんて言って、夕立の話はどこまででしたっけ?