
(2017.11.10 県立霞ヶ城公園:二本松市)
11月10日、買い物があって二本松市まで“ワイフ君”と出かけました。
「そういえばお城山のもみじはどうなんだろうな・・・」
もうすぐ3時になろうという時間、少し遅いなとは思ったけれど行ってみることにしました。

お城山こと二本松市の県立霞ヶ城公園では菊人形展の開催中。会場の脇道を進むと、赤と緑に見事に色分けされた大きなもみじの木が現れました。


園内には沢山のもみじがあって、西日の当たっている部分は紅葉が燃えるように輝いています。

(福島県指定重要文化財 茶室“洗心亭”)


(二本松市指定天然記念物“笠松” 八千代の松といわれる赤松の巨木 樹齢300年)

陽が陰ってしまった西の斜面には、まだ緑色のもみじも沢山。

(二本松市指定天然記念物“二本松城跡のイロハカエデ” 樹齢350年から400年)
西の斜面にあるもみじの古木。根元の様子や枝振りからお城山の永い歴史が感じ取れるようです。

もう60数年もこの地に住んでいるのに、霞ヶ城公園の紅葉をこうしてじっくり見て歩いた記憶が無いのです。何ともったいないことをしてしまったんでしょう。

大きなサルスベリの樹。



午前中の日が当たっていたら、何倍も鮮やかな紅葉だったことでしょう。


『見事じゃ!』なんて言っているお殿様の声が聞こえるよう。遠くの景勝地ばかり有り難がっているけれど、地元の素晴らしところを再認識して帰って来たのでした。