6月23日、安達太良の上に雲は沢山ありますが、ここにはお日様がたっぷりと降り注いで絶好の自転車日和になりました。
きょうは今シーズンはじめての半袖ジャージにレーパンなんです。ですから日焼け止めも忘れずに塗ってきました。でも阿武隈川の堤防道路を走りながら鼻の頭に日焼け止めを塗り忘れたことに気がついたんです。
きのうは“ワイフ君”のお伴をしてやったので、きょうは“自転車乗り”として開放してもらいました。まあ、いわば“give and take”といったところでしょうか。ゆっくりの出発でしたからガラガラの自転車道で最高なんです。
磐越東線の鉄橋下の川原は、またしても尾瀬状態になっていました。
黄色い群生の正体は“ハルシャギク”です。
川原沿いのヘリポート。あんまり青空が綺麗だったので撮ってみただけなんです。
みちのく自転車道、きょうの定点観測ポイントです。
きょうはここ永盛小学校手前でみちのく自転車道から離脱です。きょうは諏訪峠を目指しているんです。
ナビの案内に従って県道109号線を長沼方面へ走っています。
この辺一帯、道路脇や田んぼの畔がまっ黄っ黄状態なんです。このときはニガナだと思っていたのですが、後で写真をじっくり見てみるとどうもそうでは無さそうです。もっとアップで撮っておけばよかったと思いました。
あの高い塔はなんなんでしょう。あのあたりは“グリーンヒルズ季の郷”か“向陽町団地”だと思うのですが・・・。
まだ県道109号線を走っています。
まだまだ県道109号線を走っています。
この辺は須賀川仁井田地区。いたるところ道路脇にはこの“ヒペリカムヒデコート”が植えられています。『夢花彩道(yume-kaidou)』とネーミングされているようです。
なんだかとてもいい感じの痛み具合ですね。思わず写真を撮ってしまいました。
前方に見えた素麺を箸で持ち上げたような雲。いったいどんな風が吹くとあんな状態になるんでしょうね。
いよいよもうすぐ諏訪峠。これだったら県道29号線を真っ直ぐ来たほうが早かったでしょうけれど、みちのく自転車道も走りたかったんです。
県道67号線、いよいよ諏訪峠のスタートです。
前回来たときはまだ新緑でしたが、いまはすっかり夏の緑です。
ファイナル・ローの28Tを惜しげもなく使って頂上に到着しました。25Tから比べるととても楽、きっと時間も早かったはずです。軟弱なわたしにはよかったかも・・・。
下りの杉林。
ヒンヤリとした空気がとても気持ちいいです。いや、むしろ半袖の腕が寒いぐらい。きっと猪苗代湖から流れてくる冷たい風のせいでしょう。
長い杉林を抜けると花が咲き始めた蕎麦畑が現れました。
前方には磐梯山も見えてきました。
諏訪峠の出口から一旦、三森(さんもり)峠方面へと向かいました。蕎麦の畑が綺麗です。
三森への道を左に折れて猪苗代湖方面に進んでいます。と、前方に曰くありげな一本の木が現れました。
めったに通らない道でしたから、今までこんな立派な木に気がつかなかったんです。
『舘の大マユミ』と書かれています。
幹は驚くほど太くて、自転車のホイールより一回り大きかったです。
湖畔に出て自転車を降り、足下の草をかき分けながら湖に向かいました。
小さな花が沢山さいていました。そして花をよく見ると、そこはヒメフウロの大群落だったんです。
午後1時30分、猪苗代湖に到着。いつみても猪苗代湖は最高です。
午後1時46分、田んぼに映り込む麓山を見ながら御霊櫃(ごれいびつ)峠への道に入りました。
前方道路正面の山を越します。
途中で出くわした植物。下がっているのは細長い形をした蕾のようです。(後日、この花は“ウリノキ”だということが“mimozaさん”のブログから判明いたしました)
山肌の深い緑、真っ青な空に白い雲。暑いし上り坂でクッタクタだけど、この景色はたまりませんね。
この木は前回出会ったアオダモの木。
花の咲いたあとには、ピンクの羽をつけた沢山の実がなっていて、きょうはこれを見るために走ったんだと思ってもいいほど綺麗でした。
ここでもすっかり28Tのお世話になっています。これはもう元には戻れない気がします。
きょうは素晴らしい天気に恵まれて、見返りの猪苗代湖も綺麗に見えていました。
午後2時30分、御霊櫃峠の頂上に到着。きょうはドライブや登山の沢山の方々がお出ででした。
「人生下り坂最高っ!」って言いながら下ったかどうかは教えませんが、途中の牧草地の枯れた草が妙に綺麗でした。
午後4時、まだまだ日が高いうちに帰宅できました。
わたしの貧脚の救世主、“28T”様の庇護を受けて走った本日の走行距離98.91 走行時間4:39 平均速度21.2 最高速度50.6
うーん、ただ心配なのは28Tに慣れてしまうと、もっと楽なヤツが欲しくなったりはしないだろうかということ。人間の欲望にはきりがないといいますから・・・。