あれが安達太良山、あの光るのが・・・

安達太良山と阿武隈川のもとで、平凡に生きるオヤジのありふれた日常・・・

夏空に咲きも咲いたり花菖蒲(鳥見山公園:鏡石町)

(2013.6.22 鳥見山公園のハナショウブ:鏡石町)

6月22日、きょうは“ワイフ君”のリース車両の車検日。指定整備工場へ入れてくださいとのことで二本松市へ。その帰り道、行った道を戻るのはつまらないということで、出来るだけ走ったことのない道を選んで帰ることにしました。





なにやら由緒のありそうなお寺さんが見えたので立ち寄ってみました。“鈴石観音寺”と道ばたの案内板には書いてありましたが、正式には“久安山観音寺”というようです。







本堂は新築されたようで、入り口の六地蔵も真新しいものでした。





本堂からさらに高い場所に観音堂があり、そこへ続く古い石段がありました。





階段の上り口には『百観音参道入口』と書いてあり、彩色された観音様の石仏がありました。





観音堂の裏手は墓地になっていて、手前にはお地蔵様が並んでいました。





本堂脇のモミジの新緑が綺麗です。





百観音の順路手前にはなぜか“申(さる、しん)”と刻まれた沢山の石が・・・。







こんな感じで延々と山の上へ続いているのです。







“坂東三十三観音”、“西国三十三観音”、“秩父三十三観音”これらを合わせて九十九観音、それにここの観音堂に納められている観音様を合わせて百観音ということなんでしょうか・・・。





観音様からすぐのところに“さつき山公園”とかかれた案内板があったので来てみました。





公園とは言っても、ここは個人のオープンガーデンとのことでした。二本松市の花見山といったところだと思います。







ここにあったスモークツリーがとても綺麗で、“ワイフ君”はすっかり虜になってしまったみたい。







名前の由来になっている“さつき”は終焉を迎えていましたが、庭園主の心のこもった案内板に沿って小高い丘を登っていきました・・・。と、ここでいきなりのにわか雨。それも結構な降りなのです。急いで車に戻り、後日あらためて再来することにしてワイパーを回して走り出しました。







途中の休耕田では花菖蒲が満開。





少し進むとまたまた花しょうぶ。







ハナショウブは今がちょうど盛りのようです。そこで、行き当たりばったりのわが家は、急遽『鏡石町の鳥見山公園』へ行ってみることにしたのです。





二本松市から本宮市を通過しています。ここは長屋地区、地名の元になったと思われる長屋門を構えるお宅がありました。





とても綺麗にリフォームされて使用されているようです。





本宮市から三春町へ。“ファームパークいわえ”の案内板があったので行ってみました。ハナショウブと“田んぼアート”と案内板にあったとおり、田んぼには何やら三春町の町章と三春駒らしきものが・・・。





福島県地域づくり総合支援事業(サポート事業)や町からの補助を受けて、今年度も公園内の整備を進めており、地域おこしにつなげようと・・・』いう事業のようです。明日(6/23)は“花しょうぶ祭り”との案内がありました。





葉色の異なったイネを使い分けて見事なアートに仕上げていました。





途中、岩瀬牧場でソフトクリームを食べて、目的の鳥見山公園に到着しました。





公園内を移動していると、何やら沢山の方々がこちらへ移動して来ました。

 

“鏡石あやめ祭り”のイベントの撮影会のようです。
「あなたも撮ってきたら」
と“ワイフ君”。
こういう言葉に易々と乗ったりはしないのです。かわりにモデルを撮ることに夢中になっている方々を撮らせていただきました。ハハハ



それにしても二本松のにわか雨がいったい何だったのかと思われるような快晴です。






散々遊んで午後3時、見事なハナショウブの鳥見山公園を後にしたのでありました。