(2009.4.19 桜吹雪の小和滝公園)
4月19日(日)、みちのく自転車道が取り持つ縁で知り合いになった自転車仲間の走行会を計画していました。以前『桜の咲く頃、みんなでどっか花見をしながら走りたいね』という“dietshuさん”からの提案があって、“マドンさん”やわたしも大賛成だったのです。
ところが、桜の時期というのは以外に短く、満開の桜を休日に設定するのはピンポイント的な至難の業でした。しかも今年は寒の戻りの後、異常なほど気温の高い日が続いて、中通りの桜はみんな一斉に咲いてしまいました。そこで今回、桜は散ってしまったけれど、“花より団子ツアー”みちのく自転車道経由『好房ラーメンと南湖そば団子』ポタリングを実施しようということになった次第なのです。
午前9時、集合場所の小和滝セブンイレブンに行くと“dietshuさん”が待っていてくれました。それから二本松から参加してくれた“Hiroさん”と一緒に、“マドンさん”が待つ須賀川の浜尾遊水地へ向けて出発しました。
お互いに写真など撮りあいながらユルく走って行きます。ラーメン好房の開店時間午前11時というのがありますから、それに合わせた時間設定をしていたのです。
春らしい最高の天気で、とても気持ち良く走れます。と、“dietshuさん”のうしろから、春風のごとく爽やかな走りで迫ってくる一人のローディーさん。写真を撮っていたわたしたちを、とても綺麗なペダリングでパスして行きました。
午前6時からの走行会で“三春滝桜”を見ての帰りとのことでした。せっかくでしたので、ご一緒に記念撮影に収まっていただきました。「ありがとうございました!」
とてもさわやかな笑顔を残して、再びその綺麗なペダリングでわたしたちを大きく引き離して去っていきました。(カッコいいなあ・・・)
日の出歩道橋で記念写真。あいにく安達太良は春霞の中です。
みちのく自転車道を須賀川市に進んでいくと、ジェットエンジンを付けたスーパーカーが駐車してありました。ハハハ、果樹の消毒専用車でした。
午前10時30分、予定通り浜尾遊水地で“マドンさん”と合流。楽しい旅になりそうです。次の予定はらーめん好房の“好房ラーメン”ですから、時間調整をしながら自転車を進めました。
小作田橋の手前、果樹園の桃が綺麗でした。
おーっと、またもやスーパーカーです!果樹農家の方はもう忙しくなってきたんですね。
らーめん好房は午前11時前に店を開けていたようで、もう早いお客さんが食べていました。満足の一杯を食べ終えて、午前11時30分乙字ケ滝めざして水郡線沿いを進みます。
午前11時50分、これがきょうの乙字ケ滝。「あれっ、“マドンさん”は?」
そして12時、乙字橋の上で記念撮影をしていると、突然一台の乗用車がカメラを構えたわたしと三人の間に割り入ってきました。なんとそれは、今日の“花より団子ツアー”みちのく自転車道経由『好房ラーメンと南湖そば団子』ポタリングに参加してくださるために、遠くから駆けつけて下さった“tomatoさん”親子でした。“tomatoさん”には以前『風の高原(布引高原)』に自転車で上ったときお会いしたのが御縁で、それ以来ブログに度々コメントを頂戴しておりました。
“tomatoさん”に全員の記念写真を撮っていただきました。いきなり車が来て目の前に止まったときには、何がなんだか分からずに大変失礼いたしました。橋の袂に駐車されて、お揃いのピンクのウインドジャケットで現れた“tomatoさん”達お二人が、わたし達にはまるでご姉妹のように見えました。“tomatoさん”達はブログの予定を見て遠くから高速を乗り継ぎ、ここ乙字ケ滝午前12時の出発に合わせてきてくださったとのことでした。それはもうただただ感激でした。
12時10分、次の目的地は中島“童里夢(ドリーム)公園”。午後1時のヨカッペ時計に間に合うように、“tomatoさん”達は車で先行します。それを追うようにわたしたちも走りました。午後1時のヨカッペ時計演奏時間になんとか間に合いました。公園内には演奏時間を待つ方々が結構おいでになりました。全員でヨカッペ時計を見た後は、一路南湖公園を目指します。“tomatoさん”達は今日に備えて二日前から今日の走行ルートを必至になって調べて下さったとお聞きし、うれしくて涙がでそうでした。
午後2時30分、“tomatoさん達が先回りしていた南湖公園に到着。わたし達が着く前にそば団子をお召し上がりになっていたとのことでした。乙字ケ滝に行く前に好房ラーメンも召し上がってくださったとのことでしたから、今日の予定をわたしたちと全く同じに消化して下さったのです。こういう打算や思惑のないつながりというものは、芯から心をほっとさせてくれるもので、わたしは感激のし通しでした。
さくら散り往く南湖公園でしばしお話の後、“tomatoさん”達は岩瀬牧場のソフトクリームを食べてからお帰りになられるとのことでした。
koji:「200円のより300円のがいいですよ」
tomatoさん:「どうして?」
koji:「コーンがおいしいし、盛りがいい!」
貴重な一日をお付き合い下さった“tomatoさん”にどうしてこんな話しか出来ないのか、気の利かな自分が少しイヤでした。
“tomatoさん”達を見送った後、わたしたちは湖畔亭でそば団子を食べ、違うお店で季節感いっぱいの“さくらソフトクリーム”を食べました。たっぷり休憩しているうちに午後3時を回ってしまいました。帰りになっても若い“Hiroさん”と“dietshuさん”は元気モリモリで早いの何の。
全く見えなくなった二人に取り残された、わたしと“マドンさん”が携帯を入れると、もう乙字ケ滝に着いているとのこと。わたしたちはまだその3キロ手前ぐらいでした。“Hiroさん”と“dietshuさん”を大分待たせてしまいました。午後4時50分、みちのく自転車道の案内板前で記念撮影。
午後5時18分、浜尾遊水地で“マドンさん”と解散の記念撮影。“マドンさん”お疲れさまでした。楽しかったです、ありがとうございました。
午後6時ジャスト!みちのく自転車道からビッグアイに沈む夕日を見ました。そして逢瀬川にかかる橋のところでdietshuさん”とお別れしました。“Hiroさん”とわたしは、楽しかった一日を思いながら夕闇せまるみちのく自転車道を終点の小和滝橋目指してペダルを回し続けました。
本日の走行距離128.86 走行時間5:54 平均速度21.7 最高速度46.0
★この楽しいツアーの発起人“dietshuさん”ありがとうございました。急遽二本松から駆けつけてくださった“Hiroさん、SPDを付けたら、あなたはまさに“鬼に金棒”状態だと、その走りを見て思いました。SPDを付けたあなたに敵う人は幾人もおりますまい。この仲間内では水戸黄門のような中心的存在の“マドンさん”、本当にありがとうございました。またなにか企画しましょうね。そして遠く会津坂下からお車で参加下さった“tomatoさん”岩瀬牧場のソフトクリームは300円のにしましたか?(ああ、またやっちまったな・・・)