Ⅿ病院の点滴による治療とリハビリは、救急車で緊急入院した6月9日から2週間後の6月22日まで続きました。その間、新型コロナの感染対策により家族との直接面会は禁じられていて、別室にいる家族とタブレットを使用してのリモート面会のみが許されていました。洗濯物などの受け渡しは受付から看護師さんへの中継です。
わたしは、タブレットよりも窓越しの方がいいだろうと、“ワイフ君”や娘に4階病室の下に来るように指示して面会しました。会話は携帯電話でしながら窓下の家族へ麻痺した右手を大丈夫だからと沢山振ってあげました。
「ホラ、指だってちゃんと動かせるから」
そんな調子で幾度か窓越しの面会をしたのでした。
6月22日、予定通り2週間の点滴治療が終了となり、わたしと“ワイフ君”と娘が同席して主治医から病状や治療などの説明がありました。わたしの場合は脳梗塞のなかでもダメージを受けた脳の部分が7~8mmと小さく「ラクナ梗塞」といわれるものであったこと。右半身に麻痺は残っているけれど治療はこれで一応終了となること。そして、この後はリハビリで回復治療していくようになることなどを告げられたのでした。
★【脳梗塞とリハビリの日々①】はこちらから/【脳梗塞とリハビリの日々⑤】へ