あれが安達太良山、あの光るのが・・・

安達太良山と阿武隈川のもとで、平凡に生きるオヤジのありふれた日常・・・

【脳梗塞とリハビリの日々②】救急車に乗って

6月9日未明不意に襲われた脳梗塞。遠くに聞こえた救急車のサイレンが次第に近づいてきて止まりました。(これできっとご近所さんは、〇〇さんちで何ごとかあったと気づいただろうな・・・)なんてちょっと体裁を考えたりもしました。

救急隊員の方からいつ頃どんなふうになって今はどんなふうかと症状を聞かれて、ダメージを受けた右の手足を目いっぱい動かして強がって見せたりしましたが、脳梗塞の状態は伝わったみたいでした。部屋の中に持ち込まれた担架に乗せられて庭先の救急車へ運ばれました。

再びサイレンを鳴らして走り出した救急車は希望したT病院へと向かい始めましたが、国道4号線への交差点手前で停車しました。なにやら病院側とやりとりをしていたようで、再び走り出した救急車はT病院とは反対側にハンドルを切り「Ⅿ病院へ向かいます」と告げられました。

態勢を整えていたⅯ病院で注射やらCTやらを受け、医師から脳梗塞の起こった部分を画像で説明されました。輪切りにした脳の中心付近の左側が白く写っていました。それで右半身がダメージを受けたというわけらしいです。結果、カテーテルが入らない場所ということで点滴による治療となりました。

“ワイフ君”にはタクシーで帰れと指示して、わたしはそのまま入院となりました。コロナの影響でそこからはもう“ワイフ君”との直接面会はできなくなり、点滴治療2週間というお決まりのコースの入院生活が始まったのでした。

 

★【脳梗塞とリハビリの日々①】はこちらから/【脳梗塞とリハビリの日々③】へ